誰か知る松柏後凋の心

たれかしる しょうはくこうちょうのこころ

医療情報

とにかくモノが足りない!【国循着任直後に直面した課題(電子カルテ導入作業)シリーズ④】

私が国循着任したのは,電子カルテ稼動のわずか4ヶ月前でした。このシリーズ①②で,電子カルテの仕様書に問題があったことはすでに述べました。 国循着任直後に直面した課題(電子カルテ導入作業)①~記載の乏しい仕様書~ 国循着任直後に直面した課題(電子…

コンサルは本当に第三者なのか?【国循着任直後に直面した課題(電子カルテ導入作業)シリーズ③】

本シリーズ①において,国循のT室長(私の病院業務の前任者)が, われわれが直接ベンダと交渉すると公平性が失われるので,コンサルを通じてそのようなベンダとの交渉を行う必要がありました。 と発言したと書きました。 今回は,コンサルを活用すれば公平性…

国循着任直後に直面した課題(電子カルテ導入作業)②~「多くの入札参加者を募るために」作られた仕様書がもたらした災いとは~

前回のブログでは,私が国循に着任直後,電子カルテの仕様書を見て,その記載の乏しさに驚いたということを書きました。国循では,情報システムを管理する立場にある者が,「多くの入札参加者を募るために」,本来,明確にすべき要件の記載を削ってしまうこ…

国循着任直後に直面した課題(電子カルテ導入作業)①~記載の乏しい仕様書~

私は2011年9月に国循に着任しました。 私の最大の使命は,2012年1月に予定されていた国循の病院情報システム(以下では,簡単のため『電子カルテ』といいます)導入を成功させることでした。私に与えられた時間はたった4ヶ月間。まさに火中の栗を拾う作業で…

国循の情報システムを管理する部署の仕事とは

今回は,私が国循でどのような仕事をしていたか,について簡単に書きたいと思います。 私は国循において,医療情報部長と情報統括部長という職にありました。(ついでに図書館長もしていましたが,それはおいておきます) 医療情報部は,国循の病院業務で利…

私が国循で働くようになったわけ

平成23(2011)年8月上旬ごろ、私は、当時の上司である松村泰志先生(大阪大学医学部附属病院医療情報学講座教授)から教授室に来るように言われました。 そのころ,私は,平成23年3月から松村教授の下で准教授として仕事を始めたばかりの時期でした。松村教授…