誰か知る松柏後凋の心

たれかしる しょうはくこうちょうのこころ

やっていない罪を認めるわけがない、と思いますか。

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私が勾留中に大阪地検特捜部の取り調べを受けたときは可視化されていたのでずいぶん精神的に助かった。取り調べ検事の口調が任意段階のそれよりも随分優しく、柔らかく変わったからだ。こちらが黙秘していると取り調べの時間はどんどん短くなっていき、勾留期限直前には1時間もないぐらいであった。可視化されていなければ、毎日長時間の取り調べが続けられ、ありとあらゆる手段で「落としに」かかられていただろうと思う。

それであっても、毎日の取り調べは大変辛く、20日間が何と長く感じられたことか。極端にいえば、取り調べさえなければ、勾留などいくら続いたところで大したことない(暑さ・寒さを除けば)とさえ感じられたほどであった。

そういった心理は、そういう経験のない一般人には理解できないであろう。経験した私ですら、当時の辛かった状況を100%思い出せている自信がなくなってきている。